和歌山県南紀熊野のトリビア!さほど重要でもないローカルな話題から、国際的?な話、へ〜と言えるお話しがあるかも知れません。

南紀には、体長40cmを超える巨大ミミズ、かぶらたが生息している!

 
 本州の南端、紀伊半島の山地には、昔から”かぶらた”と呼ばれる巨大なミミズが生息しています。生息地は正確な調査が行われていないため不明ですが、紀伊山地を中心に、奈良県十津川村、和歌山県熊野川町、中辺路町、大塔村、日置川町、龍神村、すさみ町、串本町、古座町、古座川町、那智勝浦町・・とかなり広く確認されています。この”かぶらた”と言う呼び方も、十津川から和歌山県下で通用するようですが、学術的には和名を”シーボルトミミズ”言い、かのシーボルトが日本で採取したのを和名にしたようです。
 日本国内では、九州、四国を中心に、関西、東海付近まで生息するようですが、落ち葉の積もる肥えた地中に生息し、大雨の後などに地表へでてくる程度で、人目に付くことはほとんどありません。
 個人的にも数年前、日置川町の奥で梅雨時期に、この巨大なミミズに遭遇し、怪しげな青い光を放つカブラタに腰を抜かしそうになりました。
 呼び名としては、四国などでは”かんたろうミミズ”奈良、和歌山では”かぶらた”、ほか”太ミミズ”など・・ウナギ釣りのエサとして、各地方とも珍重されているようで、大きなイワナを釣った際に、腹からこのミミズがでてくることが良くあるそうです。
 以下に、電子辞典より紹介文を転載します。
 
シーボルトミミズ    Pheretima sieboldi 
貧毛綱フトミミズ科の環形動物。大型な種類。P.F. von シーボルトが日本で採集し,この標本をホースト R. Horst が1883年に発表した際にシーボルトに献名したものである。本州中部以南,四国,九州に分布し,山地に生息する。俗称ヤマミミズ。現在までの最大の個体は体長45cm,太さ1.5cm,43gである。濃い青黒色をしていて生殖時には第14〜16体節に環帯が生ずる。環帯上には背孔や剛毛はない。雌性生殖孔は第14体節の腹面中央に,雄性生殖孔は第18体節の腹面両側に1対存在している。受精嚢孔は3対あり,6と7,7と8,8と9の各体節間溝に開孔しているが,これは大きな特徴の一つである。83年に報告されてから約50年後に第2番目の個体が得られたというエピソードが残っている。

  写真の表示については、決して気持ちの良いものではないので、勇気のある方はご覧ください。
   
■気にならないので、カブラタの写真を表示する。
 
 紀伊半島の山地では決して珍しいものでは有りませんが、普段人目に付かないと言うことで、南紀には、体長40cmを超える巨大ミミズ、かぶらたが生息している!となります。
  

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